日本産ハーブ系エッセンシャルオイル 無農薬 和ハッカ精油
日本での薄荷栽培は江戸時代にまでさかのぼります。
和種ハッカは、医薬品や食品香料にもなる「ハッカ脳(メントール)」をペパーミントよりも多く含み、その抽出の為に、盛んに栽培されていました。
ちなみに、現在「和ハッカ」と言われている品種は、在来種を品種改良し抽出効率を上げた「ホクト」が中心。
大正中期には、ブラジルへ移民した日本人の手により持ち出され、大規模プランテーションで栽培されるようになりました。
そして皮肉なことに、このブラジル産ハッカ精油(ハッカ脳/メントールクリスタル)の台頭により、日本のハッカ栽培は衰退の道をたどりました。
かおりとで取り扱っている和ハッカの精油は、北海道の滝上町で、無農薬有機栽培されたハーブから抽出したもの。
ハッカというと北見エリアを想像する方も多いかもしれませんが、現在は滝上町が主産地。
植物の恵みそのままをアロマセラピーに、というコンセプトの元、ハッカ脳(メントール)を分離せずそのままボトル詰めしているため、低温になると結晶化します。
結晶化しても品質に影響はありません。
暖かい部屋に置くか、手でボトルを包むように温めると元の液体に戻ります。
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和はっか(Mentha arvensis‘hokuto’)
産地:北海道
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法