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練り香水の品質保持と楢のケースのお話

2021.05.15

エピソード

練り香水の木製ケースの実力

 

かおりと の練り香水は、保存料や酸化防止剤は全く使っていません。

使用しているのは、ミツロウ、米ヌカ油、精油のみ。

 

「植物オイルを使ったものは酸化(劣化)が早いイメージなのに、香りが変わらないのはなぜ?」

 

と、お問い合わせをいただくこともしばしば。

 

確かに開封から1年近く経っても、酸化臭は感じないのです。

 

これは、実は練り香水の木製ケースが大きく貢献しています。

 

木材はアルミやプラスティックと比べると熱伝導率が低く、外気温の影響を受けにくい性質があります。

 

木の家は冬暖かく、夏涼しいのと同じで、木製のケースに入った練り香水は、木の家の中と同じ、温度変化による影響を受けにくいんです。

 

楢のケースを採用すると決めた時には、手に馴染むものという視点だったのですが、試作ケースを手に取った時、これは材料にもとことん拘った練り香水の品質にもプラスの影響があると確信!

できるべくしてできたケースだなぁと思っています。

 

 

ちなみに、アルミは熱伝導が高い素材。バーム用のアルミケースは薄いので、夏場は中身が溶けてしまうこともあり注意が必要です。

 

プラスティックのケースはアルミに比べると変化しにくいですが、より安全を考えるなら二重構造になっているものがおすすめです。

 

 

と言うケースの素材による特性はこのくらいにして、かおりとの練り香水は、開封後半年経っても香りの変化はほとんどありません。

 

そして、使用後にきちっと蓋を閉めて高温や直射日光を避けて保管していただくと、開封後1年でも良い香り。(開封して数ヶ月で香りがなくなるものもあるそうです。/お客様談)

 

とはいえ天然素材100%の商品。

 

日々の気分転換に使っていただき、新鮮な香りの次のケースを手元に迎えていただけると嬉しいです。

 

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