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【精油紹介】高野槙(コウヤマキ)精油(和の樹木系アロマ)

2019.12.17

日本産精油(アロマ)紹介

日本産樹木系エッセンシャルオイル コウヤマキ精油

 

 

高野槙(コウヤマキ)は、かつては世界中に広く分布していた樹木ですが、1万年以上前に世界各地で滅び、現在は日本と韓国済州島にだけ残存する貴重な植物です。

 

関西の一部の地域では、榊(サカキ)と同様にお供えにも使われる樹木。

和歌山県高野町では栽培もされています。

 

以前は、形の悪い枝や、飾るのに邪魔な部分の葉っぱは、お金を払って廃棄処分されていたのですが、高野槙はとても良い香りのする、貴重な樹木。

捨てている部分に何か新たな価値を見出すことはできなかと研究が進み、精油が誕生しました。

 

緑のすがすがしい香りは、時に香味野菜に例えられることもあります。

 

世界中のどの精油とも類似しない個性的な香りからも、この樹木が「一科一族一種」であることがわかります。

 

一度嗅ぐと病みつきになる香り。

閉塞した気持ちを一掃するための深呼吸をしたい時に、手に取ってみてください。

 

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こうやまき (Sciadopitys verticillata)

産地:和歌山県

抽出部位:葉

抽出方法:水蒸気蒸留法